猛獣な俺様の溺愛




離された頬を手で撫でながら、あたしは頬が熱いことに気付く。


触れられると、もっともっとドキドキして熱くなる。


でも………



駆琉は本気で言ってるの?


遊びなら、あたし信じちゃうからやめてほしい。



「……本気だよね?」


裏切りの怖さから出た言葉。


多分、本音で……。


「お前バカ?俺モテるし」

「うん…。知ってるよ。駆琉はすっごくモテるよね」

「だから、コクられてもコクったことねぇの」

「じゃあ…」

「チビが初めて。コクったの」


照れくさそうに言う横顔。


信じて良いんだよね?



あたしも……駆琉大好き。


何もかも嫌になった時に、生きる意味を教えてくれた。


側にいて、助けてくれた。


そんな駆琉が好き。


あたしもちゃんと伝えなきゃ。



「ねぇ、駆琉……」

「ん?」

「大好き……。駆琉のこと大好き…!」


伝わって……。


あたしの気持ち。