【想乃side】
駆琉と二人っきりで、あたしのお部屋。
居候してた時以来。
なんだろうね………
すごくドキドキと心臓が音を立てる。
そして、あたしが黙って数分後。
ポンと頭に駆琉の大きな手。
真剣な瞳の駆琉を見れば、すぐにぷいっと目を逸らされた。
でも、掛けられた言葉はとても真っ直ぐだった。
「好きかも」
「……へ?好き……」
「ん。俺、お前のこと好きだわ」
一瞬、時間が止まったように感じた。
聞き間違い?
それとも勘違い?
プチパニック状態です……。
「おい、聞いてんのかチビ!」
「ううっ!いひゃい!離してっ!」
むにっと頬を摘まんで、端整な顔が不機嫌そうに歪む。
び、びっくりするに決まってる……。
だって、あたしと程遠い人から「好き」って言われるんだよ。
どんどん体が熱くなってく。
駆琉のせいで、すごく熱いよ………。

