り、りょ、両想い!?
有り得ないから!!
あたしが好きって言っても、本人はフってやるとか言ってたし……。
「何慌ててんの。あのな、俺の言うことって絶対当たるから」
「その自信はどこから来てるの……」
「今までが当たってっから。んまぁ、でも……」
「…でも?」
「アイツの女になったら楽しいことより、ツライことのが多いかもな…」
「アイツの女にならないもん」
まず、あたしと駆琉くんは釣り合わない。
ツライことが多いってゆうのも、なんとなく分かるし……。
普通のあたしと不良の彼。
ほら、釣り合わない。
「協力してやろっか?」
「ほ、ほんとに!?」
「おう。牛乳1リットルで協力してやる」
「牛乳好きなの?」
「彼女の次に好きだ」
翼早って彼女にデレデレ!?
そんなに牛乳好きなら、自販機で売ってる牛乳お礼としてあげよう……。
とゆうか、これじゃあ……あたしが駆琉くんを好きみたいじゃん!!

