猛獣な俺様の溺愛




沈み掛けてたあたしの気持ちは、一気に浮き上がる。


ドジしない様に今日の内から準備しなきゃ!


あとで副社長の所に行って、資料内容を詳しく聞いて来よう!



駆琉の仕事が少し落ち着く時間帯の4時頃。


見計らってあたしは副社長室に行った。


「失礼します。佐藤です」

「ん、どうぞ」


慣れた手付きでタブレットを操作する姿も様になっててカッコイイ……。


高級腕時計を着けてる骨っぽい手首とか溜まらないし、ブラウスから覗く首筋からも色気が。


「で?用件は?」

「あっ、は、はい。明日の会議で使う資料内容など…」

「あぁ。それならもう作ってあるから大丈夫」

「えっ?」

「当日は、この資料配るのとお茶出し」


………少し期待してた事と違う。


駆琉の補佐なら、もうちょっと濃い仕事内容かと思ったのに。


「明日の相手はアメリカ人。英語話せないだろ?」

「話せないけど…」

「だから進めるのは俺一人で十分だ」


ううっー…あたしも英語話せる様になりたい!


役に立てなくて悔しいや………。