猛獣な俺様の溺愛




元々背中の右側に翼のタトゥーがある。


でも左側に見付けた新しいタトゥー。


キッチンにいる駆琉の背中に近付き、ジッと見る。


「こ、これって…!」

「友達とノリで入れただけ」


照れ臭そうに言って、すぐ寝室に戻っちゃった。



星や月がベースとなってる駆琉の新しいタトゥー。


その星の隙間に見付けた『Sono』ってあたしの名前。


すっごい愛さてる気分なんだけど!?


嬉し過ぎて全身の力が抜けそう………。



弾む足取りで寝室に行けば、規則正しい寝息で眠ってる駆琉。


疲れてたんでね……。


寝るの早いもん。



「おやすみ、駆琉」


背中に抱きついてあたしも目を閉じた。



たった少しの期間なのに、寂しい思いも不安な思いもたくさんした。


だけど、駆琉はあたしを考えてくれてたんだね。


心から嬉しいよ。



なんだか今日は久しぶりに安心して、ゆっくり眠れそう………。