猛獣な俺様の溺愛




それからは溜まり場に行く度、爽太くんも挨拶してくれるようになった。


って言っても会釈程度だけど……。


ナツくんによく絡まれるからね。


「想乃さぁーん!聞いて下さい!俺、実力テスト学年1位取りました!」

「1位!?えっ!ナツくんが!?」

「はい!ちなみに、爽太は2位っす!」

「2人とも頭良いの!?駆琉と翼早パターン!?」


こんなに素行悪くて、不良なのに勉強が出来るって………


類は友を呼ぶってやつ…?


そいえば、咏斗って勉強どうなの?


溜まり場のソファーにいる咏斗を見るとバチッと目が合う。


「俺っすか?もちろん1位ですよ」

「な、なんで!?」

「なんでって〜……だって、駆琉さんが俺らによく言うんですよ」

「駆琉が…?」

「はい。…自由奔放に生きたきゃ、やるコトやっとけ。ってね!」


なんとも駆琉が良いそうな言葉。


本人は深く考えないで言ったんだろうな〜……。


「想乃さんは実力テスト、駆琉さんの下の順位ですよね?」

「咏斗!なんで知ってるの〜!?」

「だって、テスト時期になると想乃に負けねぇって勉強してるんすもん」



意外と可愛い事実聞いちゃった…。


駆琉はあたしに見えないとこで努力してたのね。


なんだか可愛い!