猛獣な俺様の溺愛




でも可愛い後輩を持ったことに違いはないよね。


個性的で良い仲間。


駆琉達はそれが似合ってるもん!




そんな駆琉も最近は悩み気味。


校内トップの引退時を考えてるみたい。


あたしの家に来て、あたしを膝の上に置いてはよく悩んでる。


「……んー…」

「また悩んでるの?」

「少しだけな」

「明日、明後日に咏斗にトップ譲る事はダメ?」

「トップ交代したら多分、咏斗が他校から潰しにかかられる。しかも、ウチの学校内でもケンカ起こるだろうし…」


時期って大切なのね……。


駆琉達がいる世界は、あたしに理解し難い時もある。


だからあんまり口出しはしないって決めてるの。


けど、しかめっ面ばっかもヤダな。


「…駆琉、笑ってよ。悩んでないで」

「いてっ!引っ張んなアホ、チビ!」


頬を引っ張ると、あたしも引っ張り返される。


ほら………


優しく笑ってくれた。


「明日の放課後、溜まり場来るか?」

「行きたい!」


笑ってる方がよっぽどカッコイイよ。