トップを咏斗に渡して、大学行くか就職すんのか分かんねぇけど……
それで想乃といられるなら良い。
隣に座ってた想乃が俺の膝の上に座る。
照れ屋なクセに可愛い事する……。
「駆琉は将来何になるのかなっ?」
「なんだろうな?俺も知らねぇ」
「やっぱ社長さん?駆琉パパの跡継ぎ!」
「俺が社長になったらダメだ。英語とか喋れねーもん」
「え、英語!?それは難しい…」
小4ぐらいまで英語習ってた記憶あるけど、それ以降はサボって辞めた。
日常会話程度も喋れねぇ。
それに比べて親父は普通に英語話すからな。
「想乃は?何やんの?」
「うーん……。就職が見付かれば良いんだけどねっ」
困った様に笑ってから、ぎゅっと俺に抱きついた。
「でもこの先、駆琉がいてくれればそれで良いかな。楽しいもん!」
「想乃が言ったんだからな。離れんじゃねぇぞー」
「離れないよ〜!!絶対に!」
うん。
俺も絶対に想乃を離さない。
これからずっと側にいてくれないと困る。

