黒髪の話題も忘れていたある日の昼休み。
全員揃ってる溜まり場で、洸が帰り支度をする。
昼に帰るなんて珍しい事もあるんだな。
「あれ〜?洸帰るのっ?」
「うん!ごめんね慧!今日は用事あるから。帰んないと間に合わないんだ〜」
「ふぅ〜ん……。用事って…なんかあったの?」
深刻そうな顔で聞く慧。
ピースと満面の笑みで洸は、張り切って答えた。
「今から撮影なんだ♪僕、専属モデルになっちゃった!」
モデル…?
あの洸が!?
アイツがマジでモデルデビューした!!
「え〜!洸ほんとに!?すごいね!」
「お前…ほんとになったんだな…」
「洸さんカッコイイです!モデルの仲間か〜」
「顔に傷作んねぇように気を付けろよ」
「あはは♪ありがと、駆琉!んじゃ、みんな!まったね〜♪」
まさか、洸がモデルデビューするとは思ってなかったぜ……。
あの顔の完成度なら売れるだろうけど。

