猛獣な俺様の溺愛




最近は金曜日に限らず想乃んちに泊まる時も多くなった。


金曜日、想乃をバイクの後ろに乗せてアイツのマンションへ行く。


「ん…あれ〜?鍵がカバンの底入っちゃった!」

「いいよ。俺すぐ出るから……あった」

「ごめんね!ありがとう!」


修学旅行で買ったヒヨコのキーホルダーが着いてる鍵。


教科書なんて1冊も入ってないカバンからすぐ見付かる。



リビングのソファーに座って目に付いたのは雑誌。


「想乃がギャル雑誌なんて珍しいな」

「あっ!そ、それは……」


ページをめくりつつ思い出した……


これ、俺が載った雑誌じゃね?


1番最初に撮られたやつ。


ちゃっかり俺が載ってる雑誌全部買うんだな。


「これ、どしたの?」

「そ、それは…そのっ…買っちゃった」

「好きだね〜俺のこと」

「莉子から見せてもらったけど、やっぱり欲しくなったんだもん!」


照れながら必死に言う姿が可愛いね〜。


健気っつーの?


俺、想乃に愛されてるかもしんねぇわ。


その分ちゃんと返してやるけどな。