それに想乃といる時間減るのなんて、もってのほかだ。
自由奔放な俺にモデル向いてない。
「んー……どうしよー…。事務所電話して見よっかなぁ」
「洸なら売れるよ!俺が自信持って言い切れる!」
「慧〜!本当にっ?」
「うん!性格悪いけど、顔は良いから大丈夫♪」
「ありがとう!やっぱり慧だよ〜♪」
溜まり場の中央で抱き合うコイツら。
あのさ、俺的には洸がけなされてる様に聞こえんだけど……。
喜んでる?っぽいからいっか………。
「稼げるぜ〜売れれば」
「だからなんだよ」
「それでも駆琉は食い付かねぇか…」
「絶対に食い付かねぇ」
俺の隣に座る翼早がクスッと笑う。
稼げる稼げない関係ねぇんだわ。
俺は想乃を優先的に考える様になったから。
あぁ……マジで変わったかもな、俺。
「想乃が可愛くて、モデルやってる暇ねぇんだって。洸!」
「はぁ!?駆琉それ嫌味〜!?」
「ちげーよ!んな事言ってねぇわ!」
翼早の言ってる事満更でもねぇ。

