猛獣な俺様の溺愛




休み明けの学校で相変わらず、女の子からの熱い視線を浴びてる駆琉。


甘ったるい声と執拗な程ぶりっ子な態度。


後輩達からキツイ睨みを受けながら歩いてると……。


「駆琉…?」

「見せ付けてやるか。せっかくだし」


イタズラっぽく笑って、あたしの手を握った。


朝から校内で堂々とカップルアピール!?


駆琉らしくないけど、あたしを安心させるためだよね?


大好きだよ……。



「か、駆琉先輩の彼女ですか!?」

「そうだよ。だから、あんまイジメんなよー」

「きゃー!!彼女がいるって噂は本当だったのね!?」

「残念〜!!駆琉先輩ー!!」

「可愛いだろ。俺の彼女」


自慢気に言ってくれることが嬉しくて、嬉しくて。


駆琉の彼女でいられる幸せを噛みしめる。



「もし、アイツらに嫌な事されたら俺に言えよ」

「うんっ。…ありがとう、駆琉」

「別に。彼女守るぐらい彼氏として当然じゃん」


真面目な顔で話すから、あたしの頬が熱くなる……。


ドキドキするんだけどっ!!