すごくすごく悩んだ。
この事を駆琉に言うべきか、言わないべきか。
でも、いつも駆琉に頼って助けられてばかりじゃ嫌なの。
あたしがダメになっちゃう。
今度はあたしが駆琉を助けたい。
こんなところで、女のあたしが仕返しするのは間違ってるよね。
それでも……何を言われようが知らないんだからっ!!
次の日の放課後。
駆琉に内緒で急いで昨日の塀の辺りへ行った。
少し浜崎裕太を探る!
「あ…また1人で誰か待ってるの?」
「うん。友達待ってる。浜崎くんは?」
「俺は想乃ちゃんに会いに来た♪」
「へぇ〜……。ねぇ、浜崎くんの連絡先教えてよ」
「喜んで」
交換した連絡先。
これで何かもっと確かな情報が掴めるかもしれない…。
危ない事してるのは分かってるよ。
でも、1度決めた事はやり通す。
早急に浜崎くんと別れて不機嫌な駆琉と帰った。
家に帰ってからはひたすらメール。
校内のトップであること、溜まり場が倉庫でメンバーは50人。
これだけ知ることが出来た。

