こんなに最高なことしてもらって良いのかな?
今のあたしすっごい幸せだもん!
「やっぱ、想乃って泣き虫だなぁ」
「僕が慰めてあげるのにぃ〜♪」
「あははっ!想乃は嬉し泣きしてるんだもんね?」
「うんっ…」
翼早と洸、慧にも笑われてるけど、そんなの関係ない。
あたしほんとに泣き虫だなぁ〜……。
「想乃さん!」
「ん?あっ、咏斗!」
「えへへっ!お誕生日おめでとうございます!」
「うわぁ〜………キレイ!」
ビックリしたことに、咏斗からもらったのは花束!
ピンク系のお花が束ねられてて、すごく可愛らしい。
「想乃さんのように、可愛らしい人にぴったりでしょ?大好きですっ」
「はははっ……気持ちは嬉しいんだけどね〜…」
「誕生日を機に俺にしませんか?必ず想乃さんを大切にし…いてっ!!」
「咏斗〜。殴られるのと、蹴られるのと、パシリどれが良い?」
「駆琉さぁん!どれも嫌ですぅ!!」
咏斗に対する駆琉の威圧感がハンパないからね!?
花束はすっごく嬉しいけどね。
みんな、ありがとう!

