猛獣な俺様の溺愛




ベッドにあぐらをかいて、買って来てあげたプリンをぱくり。


セットされてない無造作でボサボサな髪。


プリン食べてる姿可愛過ぎ〜……。


「想乃も食う?プリン」

「いらなーい。駆琉の風邪うつるもん」

「うつしてやるから隣座れば?」


ベッドをポンポン叩く。


うぇっ!!?


ベッドの上!?


「いっ、いいよ!遠慮しとく…」

「想乃が期待してるようなコトしねぇから大丈夫だっつーの」

「き、きき期待なんてしてないし!駆琉でしょ!?」

「おう。俺は隙あらばって感じ」

「……プリン食べて大人しく寝なさい」


風邪でダウンしてるのに、盛るってどうゆうこと!?


ほんっと有り得ない!



ゴソゴソとベッドの上で動き出す猛獣。


寝るのかと思えば、おもむろに床に座った。


あたしの隣。


「か、風邪……引くよ?」

「もう引いてる」

「ですよねー…」


なんか、ドキドキするかも……。


夏でもないのに体が熱い。


冷たい床が、急激に上がったあたしの体温を冷ます。