しばらく想乃のベッドで寝てた。
手は繋いだままで。
目が覚めると、少しもスッキリしてなくて部屋は薄暗くなってた。
「あ、駆琉。どう?調子」
「あんま変わんねぇ……」
「どうしよう…。駆琉のお家帰ろっか」
「は!?実家?」
「うん。今はそっちの方が良いと思う」
良くねぇよー………。
でも今の俺は想乃に言い返せる立場じゃねぇし……。
大人しく想乃の言うこと聞いて、二人で実家に帰った。
想乃に送ってもらうとか情けない。
「ひゃぁ〜……駆琉、お前熱出したのか!大丈夫!?」
「大丈夫じゃねぇから、帰って来たんだろ…」
「ありがとな〜!想乃!」
「いえ!あたしは何も出来なかったので…」
こんな暗い中、想乃一人で帰すのが不安で堪んない。
帰したくねぇな……。
「つーか!想乃!」
「はっ、はい!」
「遅いから泊まってけば?この時間に一人は危ないし!」
母ちゃんナイス…!
こんな時は気が合う。

