かなり眠たい………。


授業終わるまで、まだ時間あるから寝るのもアリ。


想乃の送り迎え必須だからな。


「真面目になったぜ、駆琉」

「どーも。翼早は相変わらず硬派っつーか……女遊びしねぇのな」

「当たり前だろ。お前、今想乃といて女遊びしようと思うか?」

「全く思わねぇ」

「それと一緒だ」


実際、想乃以外のヤツと付き合うとか無理だわ……。


俺、想乃に溺れまくってるな。


溺愛し過ぎ。



「で?温泉楽しかった?」

「そこそこ」


いやいや、ぶっちゃけ普通に楽しかった。


また二人で行っても良いと思う。


「そっか〜。俺も麻歌連れて温泉とか行きてぇなー!」

「行って来れば?」

「アイツ体弱いから、遠出すんの不安。変に体壊したら嫌じゃん」

「それもそうだけど…」


麻歌は生まれつき体が弱い。


翼早はその辺気にしてんだよな。


「温泉いいぞー」

「今年行こっかなー……。麻歌に相談してみるわ」


マジで家に温泉ほしくなった。


つーか、想乃と住みたい。