飯食って部屋に戻れば、部屋から見える景色は薄暗い。
今度は俺が風呂入る番。
「想乃ー、風呂入るぞ」
「へ、へっ!?ほんとに、あたしも入るの!?」
「約束だろ?お前が一緒に入るんなら来てやるって」
「あぅぅぅ〜!!お許しをー!」
「無理。ヤダ。却下」
いやいや言う想乃を姫抱きして、内風呂に連れてく。
約束守ってもらわないと〜。
「あ、あたしが……入ってから来て?」
「もう裸見てんじゃん。まだ気にすんの?」
「気にするよ!駆琉が気にしなさ過ぎだもん!」
拗ねながらも先に内風呂の露天風呂に行った。
実際、部屋ん中暗くて想乃の裸なんて見れなかったし。
気にするも何もまず見てねぇ!!
「駆琉…入ってもいいよ?」
「今行く」
でも、まぁせっかくの機会だから一緒に入んなきゃ損じゃん。

