なんて話してられたのも束の間。


勢い良く開いたドアから、昨日翼早にボコられた3年とその子分達が怒鳴りながら入って来た。


やっと来たか……。


「昨日はよくもウチのトップやってくれたなぁ!!ツラ貸せや!」

「上等。おたくのトップ情けなかったね〜。俺一人にやられてんだもん」

「るせぇ!!今日は、お前に用ある。金髪ヤロー!!」


顔の腫れてる元トップが指差したのは俺。


腹立つ。


完全にナメられてるな、コラ。


「金髪って目について腹立つんだよ…」

「これ金髪じゃねぇし。意外とこだわった色なんだわ」

「黙れコラァ!!とっとと廊下出ろ!」

「うっせー、丸刈りヤローが。…慧!雑魚兵頼んだ」

「カケルンのお願いならしょうがないなぁ〜♪……死にたいヤツから前においで?」


慧はえげつないほどボコボコにする。


可哀想に……コイツら今から病院送り。



「お前マジうぜぇんだよ!」

「暑苦しいな……消えろ」


ケンカも女も好きな時にする。


俺は常に自由奔放に生きてやるんだ。