ほんの1週間も経たない数日後。
放課後になり、あたしは駆琉からいつもの空き教室に呼ばれた。
「お前の女友達。探して来てやった」
「ほんとに!?どんな子?」
「知らね。今、慧と洸が連れて来る」
待って。
慧と洸が連れて来る…!?
その時点でかなり怪しい!!
ガラガラーー
教室に満面の笑みの洸が入って来た。
止めるにはもう遅いですね…。
「僕と慧で、想乃のお友達探して来たよ〜!絶対に仲良くなるからっ!」
「洸の笑顔が黒いよ!怪しい!」
「まぁまぁ!慧〜!莉子ちゃーん!」
慧と腕を組んで来た女の子。
背が低くて細くて、全体的に小柄。
目立つほどの金髪をぐるぐる巻にしたロングヘアー。
濃いアイメイクに、真っピンクに塗った長い爪。
ギャル!!
「想乃!この子が、女友達にピッタリの退学まで5分前だった江波莉子(エナミ リコ)ちゃんだよ〜♪」
「ちょっ、慧!退学まで5分前って、どうゆうこと?」
「退学届け出そうとしてたとこ捕まえたんだ〜。ねーっ」
「そうなの〜♪」
しかも慧と意気投合してるっぽいし!

