私は雑誌を見ながら、アンナに似合う髪型を考えていた。

う~ん・・・

アンナは少し癖のある髪だから癖を活かしたアップスタイルにしたいんだよね。

何個か切り抜きを用意してアンナに選ばせることにした。



私はキッチンに行って、豚汁の出来具合を確認すると一度火を止める。

残りのメニューを作ると、出来上がる頃にはちょうど夕方になる。


ルイスは匂いに釣られて目を覚ましていたみたいだから、出来たよ~!!と言うと、キッチンまで手伝いに来た。


温めなおした豚汁をお椀によそるとルイスは自分で用意したごはんと一緒にテーブルまで持っていく。

他のおかずもお皿によそってテーブルまで運んでいく。

「スッゲー!!」
を連呼しているルイスはお箸を持って早く食べよう!!って騒いでる。

「いただきまぁす!!」

パクパク食べ行くルイスの食べっぷりは、ほんと作ってよかたぁって思う。

『毎晩、見回りをしていてくれたルイスに感謝を込めて作ったんだから、ちゃんと味わってよね。』


「すんごいうまい!!しかも俺の大好物ばっかり。最高!!」

『ちゃんと噛んで食べてよ。のどに詰まらせても知んないよ。』

久しぶりルイスと一緒に食べた晩御飯はとっても美味しいい。自分で作った料理を一人で食べるのはとっても虚しかった。

目の前で美味しい、美味しいと言って食べてもらえるのはやっぱり嬉しいよね。

ルイスはあっという間にご飯を平らげてしまう。


わつぃはご飯を食べた後、最近ダイエットの為に走り込みと剣の鍛錬をすると、お風呂にゆっくり入る。

トリートメントやら何やらをすると2時間ほどお風呂に入った後はぐっすりと眠りについた。