「 えー!なんでだよー! 」 立花くんはぷくーと頬を膨らませた。 ……犬みたいで面白い。 私はふふと笑った。 「 ごめんね、立花くん 」 「 ここって意外と小悪魔なのな!くそー! 」 「 伊織うるせー!お前は俺の隣! 」 「 えー!瑛斗の隣ー!? 」 立花くんは瑛ちゃんに襟を掴まれながら強制的にバスに乗らされた。 .