「 大城心菜っていうんだけど、年上なのにいちいち仕草が可愛くて春から付き合って夏までは順調だった 」



すると途端に葵の表情が曇った。


「 ……だけど心菜の受験と俺の部活で会えなくなって、もう最後は自然消滅状態 」


自然消滅……そんなこと本当にあるんだ……


「 俺はまだ子供だから、会えない辛さにイライラして心菜と会っても冷たい態度とっちまってた 」


「 それで……葵がふったの? 」


私は恐る恐る聞いた。


葵が泣きそうな顔してるから。





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