「 今まで……黙っててごめん。幸せそうな2人を見てたら言えなかった。だけど今は違う。岩永を傷つかせるのは許さない 」 嘘でしょ……?芽依が瑛ちゃんのことを好き? 1年生の時から? ……知らなかった。そんな素振りも見せなかったから。 私は息が切れてきた。 今起こってる出来事に頭がついていかない。 「 ……っ、ごめん、ね……芽依…… 」 私は芽依の頬に触れながら芽依の横を通ってその場を離れた。 .