そしてこの場は静かになった。


「 立てる? 里愛 」


「 うん…… 」


葵くんはスッと里愛ちゃんを立たせた。


……葵くん……やっぱかっこいいな。


あんなタイミングで助けに来てくれてしかもあんなセリフを普通に吐いてしまうなんて。



私はもう用無しだからこの場から一刻も早く去らなきゃ……


「 ここ!! 」


立ち上がってスカートをパンパンと払っていた時、走ってる音と安心感のある声が聞こえた。





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