「玲奈〜!おはよ‼︎」 「裕人。おはよう。」 「お前、また1人か?」 「うん。」 「たまには他のやつとも絡めよ。」 「いいよ。別に。そういうの苦手だし。」 「たっく…。」 私には、大切な幼馴染がいました。 冷たくて、無表情で、怖いって言われてばかりの私は、友達なんていなくて。 小さい頃から一緒だった裕人だけが、大切な友人で、愛しい人でした。 けど、彼は突然いなくなった。