別に何をどうしたわけでもなく、顔がよかったからか、話しやすかったからか、なんなのか昔から寄ってくる女なんて履くほどいて。




そんな俺が中2の時、すでに今とさほど変わらない状態だった。









「…あっ修、」



「何?」


「な、にっ…じゃ、なくて…んぁ…」



はぁはぁと乱れた息遣いの女。
確かここの1コ上の先輩だったかな。




その先輩は乱れた制服姿で、俺の上に跨り腰を上下に振る。


どこぞの空き教室で行われるソレに興奮しているのは俺なのか、彼女なのか。









「ねぇ、修って彼女いないの?」


「…そうだけど?」


「え、じゃぁ、私…」


「あ、俺予定あるからまたねー」



行為後俺の肩に頭を寄せ、うっとりとした表情で何かを言いかけた女を遮り、そのまま空き教室を後にした。






危ねぇ危ねぇ。
彼女にして、なんて言うんじゃねぇだろうな…


あの子とはもう無理だな。
あの先輩エロくて結構良い身体してたのに。



残念だなーなんて思いながらタバコに火を付けた。