乱華Ⅱ






少し不安になりながらも、ふと床に目が止まった。





「……」



いや、もう十分散らかってるけどさ。



…汚ねぇ。
なんで床に飲み物ぶっこぼしてんの?司。
司の足元がびしゃびしゃになってるんですけど。




そしてなんでそんな間の抜けた面してんの?



司のその顔のせい(おかげ)か、少し脱力した。




「…わかったから、離せ」


目の前の颯人を見たまま言って、タクは修の拘束を強引に解く。





それと同時、もうケンカが終わったと判断したのか正宗も颯人を解放した。





リビングの入り口に立ちつくす私の方にタクが歩いてきて、私の頭に手を軽く置きポンポンと2、3度。




「あっ…おい!タク…」



「もー寝る」



修の静止も聞かずそのままリビングから出て行った。






…なんだ今のは。