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「ねぇ!これどう言うこと?!」
「何よ。うるさいわね。朝から大っきい声出さないでくれる」
「大きい声も出したくなるわ!!何で、何で私の朝ごはん凛華が食べてるのよおおおおお!!!」
皆さん。今井凛華という方は私の、私の朝ごはんを全てたいらげているんです!!!
「え?そんなの珱ママが、瑠花は、もう食べれないと思うから凛華ちゃん食べてくれる?ってお願いされたから♡
珱ママご馳走様!美味しかったです♡♡」
「ふふ、凛華ちゃんありがとう。おばさん嬉しいわ!!ほら!瑠花学校行きなさい!1食、食べないくらいで死んだりしないから!あ、はい。お弁当」
「…お母さんの馬鹿!!!!!凛華行こ!!」
「え、あ、うん。珱ママ、またね~!」
「はい。いってらっしゃい」
お母さんの馬鹿。
そんな、可愛い顔しても許さないんだから!!
私の、朝ごはん返せ!!!!!
「あ~。美味しかった♡」
「ねぇ、凛華。今日の朝ごはんって何?」
「ご飯と豆腐とお揚げのお味噌汁と焼き鮭とサラダ」
「普通。普通だけど、でも!私のご飯返しなさいよ!!!馬鹿凛華!!!!」
「はぁ?あんたが寝坊するから行けないんじゃない。勿体無く残ってるよりあたしのお腹に入ったほうがいいに決まってんでしょ」
「そ、そうだけどさ!!私が朝ごはん食べないとダメな人って知ってるじゃん!!」
「別に、1食食べないくらいで死にはしないって珱ママも言ってんじゃん。平気よ」
「死ななくても、私がムリなのよ!!」