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もう、何なのよぉ!!!!
朝から機嫌は最高に悪くて。
こうなったのも数時間前…
───
今日は学校行きたくない!!!
あんな事があったのに無理よ!!
…よし、休もう。
うん。それがいいよ。
私愛河瑠花15歳は、学校をお休みいたします。
そうと決まれば自分の部屋からリビングに向う。
まだ部屋着姿の私に
「瑠花?学校行かないの?」
とお母様からのお声。
それを待ってました!!
「お母さん、今日はなんとなく気分が優れないくて。休んじゃダメ?」
「「え!!!瑠花こないの!?」」
案の定の兄と姉の声は無視。
「あら、そう。じゃあ、学校に電話しとくわね」
やったぁ!!!
小さくガッツポーズをしたつもりだったのに
「瑠花?そんなに元気なら学校行けるわね?いってらっしゃい」
へ?
えぇぇえ!?
お母さん!!!!
「「やったやった~♡♡♡」」
……うるさいな。
「お母さん?私気分が優れな…ヒィッ!」
お母さんの整ったお顔がすごく怖い。
「瑠花?いってらっしゃい」
その後の微笑みは脳裏に焼き付いて今でも消えない。
「行きます…っ行かせてください………っ!」
───
って訳で今は最高に機嫌が悪い。