「瑠花なんで泣きそうになっんの?凛華にいじめられた?」
「塊くん…泣きそうになんてなってないよ…」
「は?塊仁、あたしが瑠花いじめるわけないじゃない。すっこんでな」
「本当に、昔から可愛げねー女だな。ちょっとは、語尾にもんとか付けらんねーの?そんなことしてもちっともかわいかねーけどさ」
「なんですって?あんたぶち殺すわよ」
塊くんの馬鹿…。
凛華怒らずってわかってんのに。
「お?本領発揮か?」
「ふーん。言ったわね?もう、前言撤回は無しよ?」
ドタッ。
「いっでぇー!!!!本気出しやがったな?この怪力女!」
「その口二度と叩けなくさせてあげようか?」
ニコッ、っていわんばかりの微笑み。
凛華は、昔からの護身術に剣道に柔道に空手習ってたのよ?
知ってるくせに。塊くん馬鹿。
…でも
「ふふ。もう、2人ともやめなって」
「やっと、笑った。もう、なんかあるとすぐ考え込むんだから」
「そーだよ。瑠花が笑ってないと俺が痛いめみんだからな!」
「うん!ありがとう!」
もうー!2人とも大好き!
