無自覚な彼女



「椎くんお待たせ!お風呂入ろ!!」

「うん!」


…………



「椎くんお風呂気持ちいねぇ~」

「うん!るうちゃんおっぱい大きいね!」


サワサワ‥


「あ、ありがとう~」



椎くん‥


「椎くん、おっぱい好きだね………」


なんて苦笑いで聞いたら


「うん!るうちゃんのが一番好き!」



なんて、可愛い顔で返されてしまって‥


「も、もう出よっか!」

「もうちょっと触りたかったのに」


ちぇ~、なんて言ってたけど渋渋、椎くんはお風呂から出てくれた。

お風呂からでて、用意した部屋着に着替えて、椎くんにもパジャマを着させて、髪の毛を二人とも乾かして、リビングに向かった。


「あ~。お腹空いた~」

「今日は入学祝いだから寿司を食べに行くぞー!」


なんて、お父さんが急に言われる。


「え!ちょっと支度してくる!」


適当に楽な花柄のノースリーブワンピにカーディガンを羽織った。

髪は何もせずそのまま下ろしたまま。



「おまたせー!遅くなってごめんね!」

「「か、かわいい~♡♡瑠花めちゃめちゃかわいい!」」

「あ、ありがとう」


ほんと、愛斗にぃも愛姫ねぇもシスコンなんだから!

珱にぃを見習ってほしいよ!