無自覚な彼女



そんなお父さんたちを無視してソファーのところに目を向けると、あれ?テレビの前にいるのって…


「椎くん?」

「‥?あぁ!るうちゃん!おかえり!ぼくまってたんだよ!!」


そういって満面の笑みを見せた。


まぶしすぎます…



愛河 椎那(あいかわ しいな)

柔らかくてふわふわの茶色の髪の毛。
くりくりしてて二重の可愛い目。
ちっちゃくて可愛い濃いピンクの唇。
身長は118センチ。
今は、5歳!


椎くんはお父さんの弟のこども。



「椎くんごめんね!ちょっと遅くなっちゃった!今日は、泊まってくの?」

「うん!るうちゃんと寝るの!」


にぃ、と笑ってる椎くんをよそに。

愛斗にぃと愛姫ねぇが椎くんに


「椎名!瑠花と寝るなんて絶対許さねぇぞ!」

「そーよ!椎!許さないわよ!」


はぁ……ほんといつまでも妹離れできないんだから。


「あっかんべー!ぼく、るうちゃんと寝るから!愛にぃと愛ねぇは一人で寝てなさい!」

「「こんの、クソガキ!!」」

「るうちゃん怖いよぉ……」


なんて椎くんが胸に顔を埋めた。


「てめぇ、椎!なに瑠花のおっぱいに顔突っ込んでだよ!」

「ほんとよ!!あんたぶっ飛ばすわよ!?」


なんて、馬鹿なこと言ってるから


「ちょっと!愛斗にぃと愛姫ねぇ!椎くん怖がってるじゃない!」


と、私怒りました。


「「怒った顔もかわいい~♡♡♡」」


チッ…なんなのよ。


「椎くん後でお風呂はいろうね!」

「「お、お、お風呂!?」」

「いちいち反応しないで!もう!」

「「きゃ~!!!かわいすぎる♡♡♡♡」」


なんて抱き合ってる。

仲いいのか悪いのかよく分かんない。


「じゃあ、椎くん待っててね!」

「うん!早く来てね!」


椎くんに、にこってして自分の部屋に下着と部屋着を取りに行った。