電車で1駅越えて徒歩5分に俺が通う藍田学園。



藍田学園は俺のじぃちゃんの学校。

つまり、俺のじぃちゃんは理事長。


まぁ、そんなことどうでもいいけど。


学校の門を通ると正面玄関にはクラスの書いてある紙が貼ってある。

俺はA組か。

次に龍の名前がある。

とりあえず、教室に行くことにした。


はぁ…ほんとめんどくせえ。

今は、丁度HRの最中か?

とか思いながら歩いてるとあっとゆう間に俺のクラス。


──バンッ…!! 


やべ、勢い良くあけすぎた。

勿論、クラスの全員が俺を見た。

その後女どもがざわざわ何とか言ってた。


「おい。藍田入学初日から遅刻か?」


‥うっせーな。

何でもいいだろ。

そう思いながら担任に


「俺の席どこ?」


と聞いて一番前の席と言われ


「‥んだよ。一番前かよ」


とか、文句言ったけどクラスの紙見た時に一番前って知ってた。


「迅おせーよ。龍くんさみしかったよ~。なんちって!」


とかふざけたこと抜かしてるから1発ぶん殴ってやった。


「いってぇ~!なにすんだよ~。
迅の馬鹿~」


そんな龍の言葉を無視した。




…んだよ。隣の女。


やたら俺を見てきやがる。


うぜぇ…



文句言ってやろうと思って横を向くと俺は固まった。