それからの中津さんは、いつも通り。

「夏希ちゃんー!今日も友達とー」


多分、また平田先生だろう。

「分かりました、中津さんくれぐれも酔わないでくださいね」


私は別にいいんだが、平田先生が可愛そうなので


「分かってるよ!行ってきます」


そう言って出ていく中津さんの腕には、私があげた時計がいつもある。


私の首にもネックレスがいつもついていた。


でも、幸せの日は続くはずもなく