優しすぎる貴方~part2~

「いや、大丈夫ですよ。それより、夕食準備しますね」


そう、立ち上がろうとすると。


「いいや、別に俺がやるから夏希ちゃんは勉強しててよ!」


「いや、それは悪いです。私は家事をやると約束でいるので……」


私が、ここにいられるのは家事をすると約束したからであって。


「いいから、いいから!今日くらいね?」


結局、中津さんがやってくれました。


「夏希ちゃん、宿題進んだー?」


夕食を食べているときに、聞かれ

「嫌、私数学苦手なので……」


「なら、俺が教えるよ!」