そして病室に返って告げられたのは。
残酷すぎる、言葉だった。
「葉月祐くんは植物状態になってしまった」
植物、状態…?
「キミが意識を失っている間に、なんとか状態を保っていた祐くんは血圧が急低下して…。なんとか輸血したものの、意識は戻らず脳死判定が下された」
脳死…?
祐は、違う。
祐は、そんなものになってない。
祐は、また笑えるのに。
この人は何を言っているんだろう、とそう思った。
「……祐に、逢わせてよ。祐が待ってるの…」
そう言ってベッドから立ち上がろうとしても、肩を抑えられる。
「落ち着いて聞きなさい。祐くんは生きている。でも、もう人としては生きられないんだ」
本当、この人何言ってるんだろう。


