姫は冷血王子の所有物


「あ!来たきた!姫歌〜!」








入るとすぐに、夏実が声を掛けてくれた。






「何、あんた。部長と来たの?」








「うん。ちょうど一緒に仕事終わったから。」








「へー。」







「何よ。その顔は。」







「別に〜?」







ニタニタして気持ち悪いな。







そんなことを思いながら、部長を盗み見る。







あ、もう部下に囲まれてる。






さすが人気があるなー。







「姫歌は何飲む?」







「え?あぁ…私お酒詳しくないからなー…。」







「じゃあ適当に頼んでおくね。」






「うん、お願い。」