姫は冷血王子の所有物



なぜ、声をかけられないのか。










その答えが見つからなくて、モヤモヤする。










部長の姿を見ると、なぜだか胸がキュってなる。










なんなんだ、一体。










私の心臓はおかしくなったのか?










そんな気持ちを抱えながら、仕事に戻る。










当然、集中できるはずもなく、その日は残業確定だった。










「また残業か、高坂。」