思いよ、とどけ

朝、逃げたかった。


いつもの健次が憎く見えて、


嫌になって、


ムカついて、


逃げたかった。


こんなとこにいてたら、


自分もおかしくなっちゃうんじゃないかって……


「逃げなくてもいい。」


「は?」


「叫べばいいの。助けて!って…」


「はぁ…」