それから2週間。 君からの突然の知らせ。 『うそでしょ…』 「わりぃな」 お父さんの仕事の都合で引っ越すことに なったらしい。 『寂しいじゃん… 夕日みて幸せになれるなんて嘘じゃん!』 「大丈夫。離れてても俺らは 繋がってる。」 『………』 「俺は嫌いになったりしない。 それは言い切れる。」 『じゃ……… 信じていいの?』 「当たり前だ。」 『わかった…』