内申を最も気にする山本さんが近くにいてくれてよかったわ。 「…小山田君が弧襠ちゃんに向かっていきなり筆箱を投げたの。 小山田君、なんか気に入らないことがあったみたいで…」 どうせ、弧襠が自分に振り向いてくれなかったのが気に食わなかったんでしょう。 「それで…小山田君の筆箱は見るからに堅そうだし…当たり所が悪かったみたいで、弧襠ちゃんが怪我をしちゃって…」 … 「それで…それで…」 「…もういいよ。」 「え?」 「!?」