「ふぅ…」 私は一つ短い溜息をついた。 今日も嫌な時間が終わったんだ。 ちょっと気が抜けたな。 「彩華!!移動教室だし、移動しよ!」 美亜乃が元気よく話しかけてきた。 まぁ、教室のせいでいつもより全然暗いんだけどね。