美優は教室の前にたまっている俺たちを、気にすることなく教室に入ろうとした。

そんな美優に、さっそくけいごが話しかけた。


「あのー、君名前なんていうの?」

けいごに話しかけられて、ようやく俺たちの存在に気づく美優。

俺たちの見た目は決して悪くない。

現にさっきから女子は俺たちを見ながらこそこそ話している。


そんな俺たちの存在に気づかない美優に、最初俺は美人の女にありがちな、性格が悪いかなりの高飛車な、人を見下すタイプの人間ではと思った。