「むつみさん、お昼は、ひとりなんですか?」
「高清水さん、いつも外でお昼過ごしてるんです」
「……そうですか。いいこと聞きました」
「え?」
「いいえ、ひとりごとですよ。ひとりごと」
所長は資料をカバンにしまいこむと、私の席の前に立つ。
「助かりましたよ。ありがとうございます」
そういうと所長はじっと私を見ている。
私は思わず視線をはずしてしまった。
「仕事ですから。所長、そろそろ行かないと、もう一時になりますよ」
「そうでしたね。それでは行ってきます」
少し残念そうな顔を浮かべながら所長は事務所のドアを開けて出て行った。
事務室の前の廊下で女性の声がしてすれ違いに高清水さんが事務所に戻ってきた。
「ただいま戻りました」
「おかえりなさい」
「どうかしたんですか? 所長」
「資料が欲しかったみたいで取りにきたんですよ」
「へえ、珍しい。あたしがいたときはお昼に営業所なんて寄りつかなかったのに」
変なの、とつぶやくと、高清水さんはパソコンを立ち上げると入力をし始めた。
「高清水さん、いつも外でお昼過ごしてるんです」
「……そうですか。いいこと聞きました」
「え?」
「いいえ、ひとりごとですよ。ひとりごと」
所長は資料をカバンにしまいこむと、私の席の前に立つ。
「助かりましたよ。ありがとうございます」
そういうと所長はじっと私を見ている。
私は思わず視線をはずしてしまった。
「仕事ですから。所長、そろそろ行かないと、もう一時になりますよ」
「そうでしたね。それでは行ってきます」
少し残念そうな顔を浮かべながら所長は事務所のドアを開けて出て行った。
事務室の前の廊下で女性の声がしてすれ違いに高清水さんが事務所に戻ってきた。
「ただいま戻りました」
「おかえりなさい」
「どうかしたんですか? 所長」
「資料が欲しかったみたいで取りにきたんですよ」
「へえ、珍しい。あたしがいたときはお昼に営業所なんて寄りつかなかったのに」
変なの、とつぶやくと、高清水さんはパソコンを立ち上げると入力をし始めた。

