朝テレビをつけると、天気予報コーナーで梅雨入り宣言していた。
もしまた大和に会えたらどうしようかと洋服に迷った。
けれど、朝からしっかりと雨が降ってくれているのでしかたなくいつもの通勤服に身を包み、職場へ向かう。
通勤の道は傘の花が咲き乱れ、大和らしい背中を追いかけても別の男性だったのであきらめている頃に職場のビルに到着した。
私の机の上にぽつんとインスタントコーヒーの袋が置いてあった。
昨日、所長と北野さんに渡したものだった。朝礼が終わったあと、
「ちょっといい?」
と北野さんが私を呼びとめる。
目じりをつりあげている北野さんを不審に思ったのか、所長は北野さんに声をかける。
「副所長、どうかしましたか?」
「何でもないです。個人的なことで」
「そうですか。それでは先に行ってますね」
「合流するので、よろしくお願いします」
北野さんと私の顔を交互にみながら所長はでかけていった。
「何でしょうか」
「ちょっと来て」
もしまた大和に会えたらどうしようかと洋服に迷った。
けれど、朝からしっかりと雨が降ってくれているのでしかたなくいつもの通勤服に身を包み、職場へ向かう。
通勤の道は傘の花が咲き乱れ、大和らしい背中を追いかけても別の男性だったのであきらめている頃に職場のビルに到着した。
私の机の上にぽつんとインスタントコーヒーの袋が置いてあった。
昨日、所長と北野さんに渡したものだった。朝礼が終わったあと、
「ちょっといい?」
と北野さんが私を呼びとめる。
目じりをつりあげている北野さんを不審に思ったのか、所長は北野さんに声をかける。
「副所長、どうかしましたか?」
「何でもないです。個人的なことで」
「そうですか。それでは先に行ってますね」
「合流するので、よろしくお願いします」
北野さんと私の顔を交互にみながら所長はでかけていった。
「何でしょうか」
「ちょっと来て」

