所長がいなくなり、女性率が100%だ。
女性がいるところに互いを詮索するめんどくさい嫌な空気が発生することは以前の会社で慣れている。
それをいかにかぎ分け、平坦にならしながらつきあわないと痛い目にあうことも知ってる。
気を抜かないようにしようと心に決めていた。
が、そうではなかった。
高清水さんは気が強いだけで、とくに気を使って話しかけるでもなく、自分の仕事をまっとうにこなしている。
副所長の北野さんもやはり自分の仕事重視で社内の人間関係もドライなのかな、と感じた。
いやいや、まだ3日だから、そんなに本性は見えてこないはず。
気持ちをひきしめて仕事をすすめた。
昼の12時になる。高清水さんは外へでかけていった。
「森園さん、お昼は?」
北野さんが穏やかな声で聞いてきた。
「お弁当もってきたので、こちらで食べます」
「じゃあ、わたしも久々に事務室で食べようかな。先食べてて。ちょっとコンビニにいってくる」
そういうと、カバンからサイフをもってでていった。
昼休み中のちょっとした会話が命取りになるかもしれない。
ドキドキしながら電子レンジでお弁当をあたため、自分の席にすわり食べ始めた。
女性がいるところに互いを詮索するめんどくさい嫌な空気が発生することは以前の会社で慣れている。
それをいかにかぎ分け、平坦にならしながらつきあわないと痛い目にあうことも知ってる。
気を抜かないようにしようと心に決めていた。
が、そうではなかった。
高清水さんは気が強いだけで、とくに気を使って話しかけるでもなく、自分の仕事をまっとうにこなしている。
副所長の北野さんもやはり自分の仕事重視で社内の人間関係もドライなのかな、と感じた。
いやいや、まだ3日だから、そんなに本性は見えてこないはず。
気持ちをひきしめて仕事をすすめた。
昼の12時になる。高清水さんは外へでかけていった。
「森園さん、お昼は?」
北野さんが穏やかな声で聞いてきた。
「お弁当もってきたので、こちらで食べます」
「じゃあ、わたしも久々に事務室で食べようかな。先食べてて。ちょっとコンビニにいってくる」
そういうと、カバンからサイフをもってでていった。
昼休み中のちょっとした会話が命取りになるかもしれない。
ドキドキしながら電子レンジでお弁当をあたため、自分の席にすわり食べ始めた。

