「それで?」
「急ぎの件ではなくて、メールするとのことでした」
「そうですか。ありがとうございました」
高清水さんは自分の椅子にどかっと座ると、メーラーを立ち上げてメールを確認していた。
少しほほえんでいた横顔が印象的だった。
取引先や本部から電話があり、対応しつつ、わからないところは高清水さんに聞きながら仕事を進めていたら、正午をまわっていた。
「お昼になったので」
机に広げた書類を片づけ、高清水さんは事務室から出ていった。
私は持ってきたお弁当をあたためて一人静かな昼休憩をとっていた。
弁当箱を洗い、白いカップにお茶を入れ、午後の仕事に備えてカタログをみながら、昼休みを消費する。午後一時になるなあ、と壁にかかった時計やパソコンの中のデジタル時計を見ていた。
事務室のドアの外がなんだか騒がしい。
「えーいいじゃん、どんな人」
「ちょ、ちょっと中にいるんだから」
ガチャっとドアが開く。
がっしりとしているが背が高い。
浅黒の肌にショートの黒髪。
眉毛がりりしい人だ。
「あれ? 君ってもしかして」
「急ぎの件ではなくて、メールするとのことでした」
「そうですか。ありがとうございました」
高清水さんは自分の椅子にどかっと座ると、メーラーを立ち上げてメールを確認していた。
少しほほえんでいた横顔が印象的だった。
取引先や本部から電話があり、対応しつつ、わからないところは高清水さんに聞きながら仕事を進めていたら、正午をまわっていた。
「お昼になったので」
机に広げた書類を片づけ、高清水さんは事務室から出ていった。
私は持ってきたお弁当をあたためて一人静かな昼休憩をとっていた。
弁当箱を洗い、白いカップにお茶を入れ、午後の仕事に備えてカタログをみながら、昼休みを消費する。午後一時になるなあ、と壁にかかった時計やパソコンの中のデジタル時計を見ていた。
事務室のドアの外がなんだか騒がしい。
「えーいいじゃん、どんな人」
「ちょ、ちょっと中にいるんだから」
ガチャっとドアが開く。
がっしりとしているが背が高い。
浅黒の肌にショートの黒髪。
眉毛がりりしい人だ。
「あれ? 君ってもしかして」

