いつもはコンタクトなのだが、休みの日はいつも黒ぶちのメガネをかけている。
昔の彼女もそういえばこの格好を気に入ってくれていたな、と思い返す。
比較的ラフな格好をして、駅前で待っていると北野さんがやってきた。
白いポロシャツにカーキ色のチノパン姿だ。
颯爽と歩く北野さんを道行く男性たちがちらりと振り返りながら見ていた。
「いつも悪いわね」
「……いいんですよ」
「それならいいんだけど」
そういいながらぶらぶらと街中を歩く。
北野さんは特別何をしようかと考える人ではなく、気になったら百貨店や雑貨屋とか適当に入って時間をつぶして電話を待つようにしていた。
僕はそれに従って横にいる。
傍目からみたら、北野さんの彼氏にみえるのだろうか。
以前はそういう目でみてくれるだけでもよかったけれど、今はもう付き合いだと割り切れるようになったので気にならなくなった。
「そういえば、今頃、むつみちゃん、何してるんだろうね」
「どうでしょうね」
「彼氏とでかけてるのかな」
「えっ!」
僕の顔をみて、北野さんは笑っている。
「冗談よ、冗談。彼氏がいたらの話」
「そうですよね」
昔の彼女もそういえばこの格好を気に入ってくれていたな、と思い返す。
比較的ラフな格好をして、駅前で待っていると北野さんがやってきた。
白いポロシャツにカーキ色のチノパン姿だ。
颯爽と歩く北野さんを道行く男性たちがちらりと振り返りながら見ていた。
「いつも悪いわね」
「……いいんですよ」
「それならいいんだけど」
そういいながらぶらぶらと街中を歩く。
北野さんは特別何をしようかと考える人ではなく、気になったら百貨店や雑貨屋とか適当に入って時間をつぶして電話を待つようにしていた。
僕はそれに従って横にいる。
傍目からみたら、北野さんの彼氏にみえるのだろうか。
以前はそういう目でみてくれるだけでもよかったけれど、今はもう付き合いだと割り切れるようになったので気にならなくなった。
「そういえば、今頃、むつみちゃん、何してるんだろうね」
「どうでしょうね」
「彼氏とでかけてるのかな」
「えっ!」
僕の顔をみて、北野さんは笑っている。
「冗談よ、冗談。彼氏がいたらの話」
「そうですよね」

