大和は目を丸くし、それを見た所長は冷たい目をしてせせら笑う。
「それなのに、むつみさんを利用しようなんて、許さない」
「知らねえよ。むつみが勝手にやったことだろう」
呆れた顔をして大和は所長から顔をそむけた。
「ええ、確かにその事実は否定しません。ただ、誰かさんにそそのかされなければ、やらなかったでしょうけど」
「なんだよ」
「ゴタゴタになるのは勘弁じゃないんですか。本心としては」
所長に顔を向け、大和はにらんだ。
「わかってらっしゃるかもしれませんが、守秘義務を守れない社員をやすやすと雇ってあとでボロが出たら会社に損益をもたらしますけど」
所長の言葉を聞き、大和は何も言いだせないでいた。
栗林さんと駒形さんに囲まれている状況ではもう言い返せないんだろう。
「取引しましょうか」
「取引?」
「二度とむつみさんの前に現われない。コンタクトをとったらあなたの負けだ」
所長はゆっくりと丁寧に大和に伝えた。
「それなのに、むつみさんを利用しようなんて、許さない」
「知らねえよ。むつみが勝手にやったことだろう」
呆れた顔をして大和は所長から顔をそむけた。
「ええ、確かにその事実は否定しません。ただ、誰かさんにそそのかされなければ、やらなかったでしょうけど」
「なんだよ」
「ゴタゴタになるのは勘弁じゃないんですか。本心としては」
所長に顔を向け、大和はにらんだ。
「わかってらっしゃるかもしれませんが、守秘義務を守れない社員をやすやすと雇ってあとでボロが出たら会社に損益をもたらしますけど」
所長の言葉を聞き、大和は何も言いだせないでいた。
栗林さんと駒形さんに囲まれている状況ではもう言い返せないんだろう。
「取引しましょうか」
「取引?」
「二度とむつみさんの前に現われない。コンタクトをとったらあなたの負けだ」
所長はゆっくりと丁寧に大和に伝えた。

